すぐに害が出るという訳ではありませんが、
お早めに「葺き替え」でメンテナンスされることをお勧めします!
前回までのQ&Aでは、ノンアスベストの屋根材の不良についてお伝えしました。 「ではアスベストが入っている屋根材はどうなの?」という事になりますよね。 今回は、2004年以前に製造されていたアスベスト入り屋根材についてご紹介します。
セキスイかわらU(1975〜1990年版はアスベストが含有)
健康への影響
結論から言うと、アスベストが含有されていても「すぐには害がない」と言って問題はないかと思います。屋根材に使われているアスベストは、セメントと混ぜて固定されているため、破砕や極端な劣化がない限り、飛散することはありません。そのため、屋根に触ったり、上に載ったりするだけでは健康被害は生じません。
アスベスト入り屋根材に問題が生じるのは、「解体撤去する時に破損した場合」なのです。 破損した屋根材から露出したアスベストが粉じんとなり、飛散すると、それを吸い込んでしまう危険があります。
そのため細心の注意が必要ですし、処分費もノンアスベスト屋根材と比較すると高額と言えます。
また、劣化が進んだ状態での解体作業は、さらにアスベスト飛散の危険性が高くなりますので、状態が良いうちに撤去処分を検討されることをおすすめします。
アスベスト入り屋根材をメンテナンスするには?
屋根のメンテナンス方法には、大きく分けて「塗装」・「カバー工法」・「葺き替え」の3つがあります。
「塗装」は、屋根を高圧洗浄したのち、文字通り塗装して屋根瓦の防水性能をアップさせる方法、
「カバー工法」とは、現状の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる方法で、
「葺き替え」は、すでに葺かれている屋根材を撤去して、新しい屋根材に葺き替える方法です。
(カバー工法と葺き替えの違いについて、詳しくは↓↓をご覧ください。)
屋根工事の落とし穴|プラチナの屋根リフォーム相談室|守谷で屋根カバー工法、葺き替えをするなら (platinum-gaisou.net)
この3つの方法の中で、私たちがアスベスト入り屋根材に対しておすすめしているのは、ずばり
「葺き替え」です。
ここで、「え?」と意外に思われる方もいるかもしれません。
なぜなら他の屋根リフォーム会社さんでは、カバー工法をお勧めしている場合が多いからです。
ではなぜ、私たちプラチナコーティングは敢えて「葺き替え」をご提案するのか。
次回はその理由を3つの観点からご紹介します!
LINEでもご相談を受け付けておりますので、気になる事がございましたらお気軽にお問合せ下さい!!